東北大震災に寄せて・・・
東北大震災に寄せて
帯広ひまわり幼稚園
園長 佐藤 みゆき
早いもので、東北大震災から3年が過ぎます。
3年前の大震災は、今まで私たちが体験したことがないような大震災でした。
思い出しても恐ろしいことです。
このところ報道で、3・11の大震災を特集する番組が多く目につきます。
3年前を振り返りけっして忘れてはならない大きな出来事ですが、ここ十勝では私たちの日常生活は大きな変化なく過ごしています。
今、私たちが家族とともに過ごしていること、住むところがあること、水道から水が豊富にでること、食品が豊富にあること、お風呂にはいれること、いつでも病院に行けること、そして、学校や幼稚園へいくこと、仕事があること・・・・・・
この事柄が当たり前ではなくなったあの日・・・・・
日常生活の中で色々なことがあるものですが、それは、家族がいて起こること、人と人とのからみの中で起こることです。毎日家族が元気で過ごせることこそ幸せなこと、家族とともに怒ったり、笑ったり、泣いたり出来ることこそ幸せなこと。そして、色々な人と関われることから起こる出来事に出合う幸せ(感嫌なこと含め)・・・・・・・
私たちには3年前も今も変わらず当たり前なことです。でも、全てのことが止まってしまったあの日、命までも止めてしまい、大人も子どもも多くの方が亡くなってしまったあの日にもう一度気持ちを向け、今ある平凡な毎日に感謝しなければならない日であることを改めて思い起こしてみませんか。
明日3・11、(あなたの周りにどんなことがあっても)あなたの周りの小さな幸せ感をぜひ実感し、東北の復興への願いを新たにしてほしいと願います。
明日お時間がありましたら、地震発生の時刻14時46分に黙とうをお願いします。
お願い
明日は報道等でたくさんの震災の場面が流されることと思います。
出来れば、子ども達に震災の場面が目に入らないようにご配慮をお願いします。
幼稚園児は幼いため場面のショックが大きく子どもの心に大きく影響することがあります。
出来るだけ震災の場面が目に入らないようにご配慮お願い致します。