運動会を終えて (年長として)
子ども達が楽しみにしていた運動会が終わりました
結果はともかく、運動会を通して、子ども達が学んだことは沢山ありました
まず、大きく変わったのは、子ども達のチームワーク、そして、競争意識です。
始めの頃は、走っていても、どこかフワフワしているので競争になりません。
でも、回を増すと共に、また、リレーの練習が始まり、学年で取り組むようになってから意識の変化が見られるようになってきました。
各クラスの中には、色々なタイプの子がいます。走るのが早い子もいれば遅い子もいますでも、それを取り立てて指摘する場面はなく、「どうしたら、速く走れるか」とクラス皆で相談しながら進めることができました。
運動会当日、それぞれに年長らしい走りで、チームよく臨んでいる姿が嬉しかったです。
運動会を通して、培った子ども達の自信は、これからの園生活に大きく影響してきます
年長としての意識は、子ども達の行動に大きく影響していき、子ども同志の中で大きく開花していきます。
その中で年長ならではの主張のぶつかり合いが出てきますが、解決できる力をもっている年長ですから、大人に見守られながら、問題解決の力を育てていきたいところです。
子どものことですから、仲良く遊んでいるとき、ふと喧嘩になることもあります。
でも、それは、友達とからめるからトラブルになるのです。一緒にいるお友達がいなければ、トラブルも起きません。
親としては、我が子がトラブルに巻き込まれない事を願うのかもしれません。
でも、今、友達との関係の中で、多くの事を経験しておかなければ、問題を解決する力がついていきません。 子どもたちをたくましく育てましょう。
大きな行事を過ぎて、子ども達は一回りたくましさをましました。
これから、楽しい行事が続く7月です。毎日の生活の中で、年長として、良いも悪いも沢山経験する事を、私たち大人はあわてないで受け止め、強い子ども、しっかり判断できる子ども、しっかり話ができる子どもを目指して進みたいと考えています。
幼稚園の頃は、いじめるという意識は薄いです。大人が考える陰湿なことは考えません。でも、いたずらはします。そのいたずらがいけないことだと、わかっていても(年長)
やってみて改めて理解する。この繰り返しが年長の心の練習です。
また、言葉で表現することも自分のしたことを棚に上げて話をすることはクラス内ではよくあることです。
まだまだ子どもの年長さんです。子どもたちの中で沢山の経験をし、人生の歩き方を練習しなければならない年齢です。