ひまわり幼稚園で
楽しい夏祭りありがとうございました。
当日に向け、保護者会中心に子ども達のために、計画を進めて下さり感謝いたします。
子どもたちはとても楽しそうな表情で家族の方々と過ごしていた様子があちらこちらで見られました。楽しい経験は子どもの心を豊かに育てるカンフル剤ですから、大事にしたい場面です。幼稚園の夏祭りは夏の思い出として素敵なカンフル剤になってくれたことでしょう。
運動会が終わり、夏祭りが終わり、1学期の終了が近づいてきました。
天候がすっきりしないので、夏の遊びを思いっきりできない今頃ですが、残りの日に期待をしたいところです。
年長は、大きな行事のお泊り会を今日迎えました。
今日はどんなお泊り会になるでしょうか。ヽ(^o^)丿楽しみです。
さて、子どもは置かれた環境で、成長の仕方が大きく変わります。
それぞれの家庭で子育ての方法が違うように、幼稚園によってもそれぞれに方針が違います。幼稚園は初めての学校という位置づけのもと、それぞれの理念に沿って小学校を目指し進んでいきます。
そんな中、ひまわり幼稚園は、他の幼稚園と全く違う考え方で、子どもを見つめています
私たちが目指すのはやはり小学校ですが、どんな小学生になり成長して欲しいのかと考えた時、目指せお勉強?、目指せ好奇心旺盛、目指せ心の言葉を表現できる子ども、目指せ心の強い子ども、目指せ自分で判断できる子ども、目指せ問題解決能力を持った子どもです。 簡単に言えば、子ども達の心の畑を耕すことを大きな目標としています。
子ども一人ひとり個性が違いますから、子どもが育って行く早さも違います。
他の幼稚園のように、始めから集団に入れることは考えていません。
まず、個をしっかり育てる所から始めます。
私たちは子ども達が持つ育ちの早さの違いを十分理解し進むことを1番大切にしています
同年齢でも、育ち方のスピードはバラバラです。
でも、この育ち方の違いは一般的には認められない場合が多く、子どもの気持ちや考えていることは受け入れてもらえず、集団に入れない子どもは問題があると考えられ、傷つく子どもや子どもの成長を止められてしまうことも少なくありません。
子どもの成長には、必ず通らなければならない道があります。
早いことがいいことではありません。
まず、一人遊びをしっかりすること 自己主張をすること 友達と沢山遊ぶこと 友達とけんかをすること 優しくできること
ルールを理解すること そして 友達と共に楽しい経験を沢山すること・・など
これらの経験が子どもの心を耕し、子どもをしっかり育てます。
幼い時に経験しなければならないことを飛ばしてきれいに育てても、必ずいつか通らなければならない道に戻る場面がやって来ます。
親にとっては頭の痛いことでも、子どもは親を悩ませる道を通って成長します。
通る道をしっかり通り、年長へ向かってほしいと考えています。
二歳クラス、年少、年中で経験したことをふまえ、年長としての道を通り、小学校へ向かってほしいと願い、カリキュラムを構成しています。
特に、お部屋にある多くの玩具は子ども達がするべき経験について、沢山の役割を果たしてくれる大きな存在です。玩具についての認識は一般的には低く、「子どもを玩具で遊ばせるならお勉強に関わることをさせた方がいい・・・・」と考える大人はとても多くいます。でも、幼稚園にある各クラスの遊ぶ空間は、遊ばせているだけではなく、遊びながら子どもがクラスメイトと共に、多くの経験ができるように工夫しています。
また、園舎内の所々に小さなディスプレイも、園庭の木々や草花も、子ども達の小さな気づきに貢献できるように考えています。
ひまわり幼稚園における子どもが生活する環境構成は、子ども達が気づく時を大切に構成し、お預かりする三・四年間で幼児期の実りが熟すことができるよう願い構成しています。
子どもにとって、今は何よりも・・・・・・
あそびが大事!! と大きい声で叫びたい気持ちでいっぱいです
遊びを通しことばをしり、社会のルールを知り、楽しい思いを実感し、悲しい思いも実感します。 人生の土台をつくる幼児期に、思いっきり心の畑を耕しましょう。
そんな思いを持ちひまわり幼稚園は、他の幼稚園と違う考え方で子どもたちと過ごしています。子どもたちは素晴らしい可能性がいっぱいであることを日々実感しながら、子どもってすごい!!と思いながら幸せな時間を過ごさせていただいています。