夏休みを迎えて・・・年長組
夏休みがやってきます。
子どもたちは夏休みを、とても楽しみにしています。でも、お母さんたちにとっては、気の重いお休みでしょうか? 気持ちはわかります。
1日中子どもと一緒ですから、お母さんの生活リズムが変わってきます。また、夏休み中はいつもとちがい、1日中食事のことにかかりっきりになってしまう等々、忙しさが倍増してしまうでしょうか??
年長の子どもたちにとって、今年の夏休みは、幼稚園時代として最後の夏休みです。 今回の夏休みは少しだけいつもの休みとちがっています。
来年の夏休みは、たぶん、小学生としての夏休みですから、課題が学校からでてきます。 多少のプレシャーが親子にかかってくるかも・・・・・・
また、小学生ですから、友達との時間が増えていきます。
親子でゆっくり過ごすことから少しづつ離れていくでしょう。
そんなことを考えたとき、今年の夏休みはぜひ、充実した夏休みになってほしい、と願っています。
しかし、充実した夏休みといっても、特別のことをして過ごしてほしい!と願っているわけではありません。子どもたちは叱られてもお母さんが大好きですから、お母さんと一緒に過ごす家庭での時間を充実させてくれたら・・・・・・
年長はできることが沢山ありますが、家の中では意外にできることを見せていません。それは、子どもがすると手間が倍になるのでさせていないことが多くあるのだろうと思います。でも、夏休みは時間があるので、時間の余裕と心の余裕で、日常生活の中で、子どもたちにできることをさせて下さい。
夏休みの楽しい過ごし方ヽ(^o^)丿
○子どものいいところ発見
・洗濯ごっこをしてみる。(たらい・洗濯板・せっけん・洗濯ばさみ・・)
・おひるごはんを一緒に作ってみる(サンドイッチ・ホットドック)
・おやつを作ってみる (フルーツポンチ・ぎょうざのかわのぴざ)
・広いはらっぱを見つけて思いっきり、走る・ころがるなど体を
動かす(公園だと、人の目が気になり叱ってしまうことも・・・・)
・ちょっとお出かけしてみる(バス・JR利用)
整理券・切符を自分で体験する
・ゆっくり散歩してみる
・手をつなぎ、二人っきり(母と子)のデートをしてみる
協力者が必要 (夫・祖母・信頼できる友人など)
などなど、日常生活の中で楽しめることがたくさんあります。
この日常を親子で過ごすことが子どもにとっては何より大事な、子どもとしての時間です。下に赤ちゃんがいるご家庭は、赤ちゃん中心の生活になりやすいですが、一工夫、上の子はいつも我慢がいっぱいです。夏休みには赤ちゃんをおんぶし、両手を使えるようにして関わっていくことも大切です。
おんぶは、外ではできないでしょうが、家でおんぶすることを多いに活用し、愛情の分配をしてください。
また、時間にあわてているときやお母さんの思った通りにしてほしい願望が強い時、子どもをせかしたり、子ども自身が自由に失敗させることをさせない傾向が母親にはあります。
日常生活のなかで、子どもに失敗させることが、子どもの知恵を作り出すもととなることを踏まえながら、ゆっくり我が子を見つめてください。
我が子のいいところがたくさん見えてきます。
今回の夏休みは、人と比べる夏休みではなく、我が子の成長を見直す我が家だけの夏休み時間にしてほしいです。
そうすると、口うるさい自分が見えてくるかも・・・・・・
年長としての夏休み、可愛い盛りの最後の夏休みです。
母と子の充実した時間になるよう、できるところから進めて下さることを願っています。 きっと子どもたちのいいところがたくさん発見でき、子どもたちは嬉しい心の充実にむかうでしょう。
(叱るときはがっちりいつものように(*^_^*)・・・)
2学期 子どもたちの元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。