給食について
いつも帯広ひまわり幼稚園の教育活動にご理解とご協力を頂きまして誠にありがとうございます。
さて、帯広ひまわり幼稚園では自園で厨房を持ち、子ども達が身近に食を感じることが出来ることを大切に給食の提供をしています。
給食が出来るまでの匂いを感じることや出来立ての給食をいただけること、また、作ってくれたおばさんへの感謝の表現などなど、子ども達が給食から沢山の事を学んでいます。
昨今、食の安全性や子ども達に対しての食の意識についての論議を耳にします。
子ども達により安全で、健康的な食べ物の提供について考えなければなりません。
そんな中で、私たちの住む十勝は農産物自給率1100%を誇る食料基地ですから、健康な農産物が身近に沢山ある地域ですが、案外、健康な食べ物については当たり前すぎて、通り過ぎてしまうことがあるかもしれません。
そこで、幼稚園では、毎日食することについて見直しを図りました。
お米については、今まで通り道産米(ほしのゆめ)を継続します。
野菜や肉、乳製品についても、今まで通り、地元または道産での注文をします。
以前に給食メニュー表でお伝えしていますが、味噌についてです。
これからの冬はほとんど毎日使用する味噌です。
毎日摂取する味噌汁の味噌を10月の末から、音更町にある渡部食品の味噌に変更しました。 地元十勝産の大豆を使用し麹がたっぷり、昔ながらの製法にこだわったお味噌です。
また、先日の給食にありました「干し野菜入り混ぜご飯」ですが、秋にボランテァのお母さんたちが作って下さった干野菜を使用しています。
これから先も、管理栄養士である村田なほ先生からいただく、先人の知恵を給食に取り入
れながら、食にこだわって給食の提供をしたいと考えています。
★ 幼稚園では給食を温かくいただく方法を取り入れています。
年少・年中では、テーブルで座るグループの友達がそろったら配膳をしてグループごとに温かいうちに給食をいただいています。
年長は各グループごとに人数分のおかずをトレイにいれたり、スープ類を小さなお鍋にいれて各自のお皿に取り分けてからグループごとにいただいています。
行事の時や外でお弁当をいただくときは、クラス全員で「いただきます」をします。
★ 幼稚園では自分で作ってみることを大切に考えています。
子どもたちの年齢に合わせたクッキングの取り組みは、今後も取り入れて、子どもたちが、「作る楽しみ」を考えながら、「食」の計画を進めています。