年少としての時間
今学期最後の懇談が終了しました。1年を振り返りながらの懇談だったのではないでしょうか
この1年間保護者の皆様には大変お世話になりありがとうございました。
今、入園したころを思い出せば、子どもたちの心も体も大きくなりましたね。
この1年での子どもの成長は目を見張るものがあります。
◎自分のことを自分でできるようになりました。
◎自分の持ち物を管理できるようになりました。
◎お話が上手になりました。自分の気持ちを伝えることができるようになりました。
◎友達とけんかもするけど、仲良く遊ぶことができるようになりました。
◎先生のお手伝いをできるようになりました。
◎そして、わがままで、自分を通そうとする気持ちがコントロールできるようになりました。
年少という時期はとても大切な時期です。たくさん遊び、たくさん人と関わり、たくさん笑って、泣いて、幼稚園の生活の中で「自分もできる」という自己肯定感をたくさん経験しなければならない時期です。
この時期の子どもは、親元を離れ、子どもの中での大好きな遊びを通し自分を知る時期です。 好きな遊びをじっくりし、遊びの中で譲り合いを覚え、言葉を知っていきます。
そして、みんなで、先生にお話を読んでもらったり、子どもたちの成長の時期を見て、一斉といわれる形に入り少しづつ、幼稚園の教育に入っていきます。年少はまだまだ幼いので、無理に長い時間座らせる体制は、子どもに大きなストレスを与えます。(年少の時期は自分の気持ちをコントロールすることがとても難しい時期ですから)
参観の様子をご覧いただきましたが、しっかりと座り先生のお話を聞いていました。
そして、お母さんと共に嬉しい作品を作ることができました。
入園の頃とは大きな変化です。
お母さんの中には一斉でみんなと同じことをさせてくれないと小学校へいったら困るのでは・・・・・・・!と思われる方がもしいらしたら!それは全く心配ないことです。今の年長は今の年少と同じように年少年中と過ごしてきましたが、どこの年長よりもしっかり成長しています。しっかりと自分の気持ちを伝えられますし、協調性もあり、社会性はもちろん、人に優しくすることも、人の気持ちを察することも大人顔負けです。 小学校へ行くことに何の心配もありません。
今自分がどうしなければならないのか! しっかり判断できる年長です。皆さんのお子さんも必ずそのような年長になっていくのです。
座らせることよりも心がイスに座ることが大事です
小学校への道はあわてることはないのです。
今子どもがしなければならないことをしっかりと通らせていくこと、そして、次の成長のステップに進んでいくことが大事です。これからも、たくさん遊ばせましょう。
親は先のことをつい考えてしまいがちですが、子どもにとっては、先のことよりも、「今」が大事ですから\(-o-)/
今の年少はとても充実して進級できるでしょう。
年少のサークルタイム(一斉型)の時間は15分~20分はしっかりと集中して先生のお話が聞けていますよ。
これからも、子どもたちは沢山遊び、遊びの中から発見する不思議に出会い、友達と関わり、興味関心が深い、意欲満々の子ども像目指して担任集団は幼稚園のカリキュラムを進めていきたいと考えています。
あどけない年少ですが、少しづつお兄さん・お姉さんになっていきますから、お母さんたちも忙しい日々ですが、お子さんの今を楽しんでくださいね。
進級した4月には、残念ながら、今の可愛らしさは遠くなっているかもしれませんよ。